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「お客様の満足度」と「コスト」についての一考察(論文か!(笑))

2016-01-27

おはようございます。ブログ担当の山口です。

先日このブログでお伝えしたフォトムービー、何とか完成しまして納品(?)しました。

限られた時間の中で、もう少し作りこみたいところもあったのですが、

それはあくまで自分の満足度の話。

何しろイベントそのものに間に合わなければ意味がないので、

まずは、ご依頼先様がご満足いただけるレベルまでは仕上げることができたかなと思います。

急ぎの案件が終わったことで、少しは落ち着いた朝です。

では、28日目のブログで一日スタートです!

 

刃物研磨については、突き詰めようと思えば、どれだけでも突き詰めることができる仕事です。

・刃先の仕上がり具合(どれだけ刃先が鋭いかどうか)

・研磨面の仕上がり具合(研磨した面が鏡のようにきれいがどうか)

・刃物のバランス

・刃先の精度(チップソーのような刃物は刃先の精度が必要です)

などなど・・・・

 

しかしながら、これらを突き詰めていけば行くほど「コスト」が当然かかります。

 

そのコストはお客様にお願いすることになります。

 

通常は、お客様が求めている「刃物研磨のレベルを超えた」研磨をし、

その研磨をお客様が想定される価格でご提供することすることで、

お客様にご満足いただけるものとなります。

CMでやっている「お、値段以上○○○!」を感じて頂けるといいなと思います。

 

しかしながら、特に最近は、研磨精度に関して、当社が通常想定しているレベルより

「かなり高いレベル」での再研磨をご依頼して頂くケースが多くなってきました。

 

研磨精度など、お客様の求められているものに対応するのが弊社のつとめであります。

しかしながら、そのレベルの仕事をするためには「コスト」がかかってしまいます。

そのコストはお客様にお願いするしかありません。

 

ここで問題になるのが、

「その刃物のその使用方法で、この精度は必要なんですか?」ということです。

「不必要な高い精度を求める」のは、「不必要に高いコストを払っている」ということと同じ意味になります。

 

ですから、刃物の使用状況に合わせた精度を見極めて頂き、

それを踏まえて刃物制作や刃物再研磨のご依頼を頂く。

そのことで、

「お客さまの満足度」と「弊社の製品・サービス品質」が「いい塩梅」となり、

お客様の価格に対してのご満足度も高く、

お客様と私共がそれぞれ有益な、「WIN-WIN」なお付き合いができるのではないかと考えています。

 

そのためにも、刃物が使用されている現場に行って、直接お話ができることが一層大切になってくるのです。

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では、今日も一日張り切ってがんばります!

即断! 即決! 即実行!

「やるなら 『今』 しかねえ!」

 

 

 

 

 

 

 

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