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「超硬合金極薄ナイフ」への挑戦!

2016-02-26

おはようございます。ブログ担当の山口です。

今日はお昼からイベント目白押しですので、早速56日目のブログです!

 

先日、お客様から「極薄の超硬のナイフが作成できないか?」というご相談を受けました。

時々、このようなご相談を受けるのですが、

弊社で対応できる寸法に限界があります。製品の大きさにもよりますが、これまでの実績からいうと、「0.5㎜」というところでしょうか。

それは、「厚み出し」の作業ができないからです。

 

超硬合金は、

「炭化タングステン(WC、タングステン・カーバイド)と結合剤(バインダ)であるコバルト(Co)とを混合して焼結したものである。超硬合金の材料特性を使用目的に応じてさらに向上させるため、炭化チタン(TiC)や炭化タンタル(TaC)などが添加されることもある。」(ウィキペディアから引用)なんですが、

磁性、つまり、磁石にくっつくかどうかというと、その力は鉄に比べて弱い、中には磁石に付かないものもあります。

 

平面研削の場合は、基本的には「マグネット定盤」に、加工対象物を磁石の力を使って貼り付けて、そこをダイヤモンドホイールなどで研削して厚みを出すのですが、

加工物が大きければバイス(万力)などに装着して加工することも可能ですが、加工物の大きさや加工精度の問題でバイスが使用できない場合、定盤に引っ付く力が弱いと、加工途中で定盤から外れてしまうなどの不具合が生じます。

大府精巧で使用している超硬合金には、鉄と比較すると弱いのですが、それでも若干の磁性がありますので、その弱い磁性を使って平面研削などの加工するのですが、加工する超硬材料が薄ければ薄いほど、磁石に付く力は弱くなり、ますます加工しにくくなります。

そのため、あまりに薄い超硬合金は平面研削、つまり「厚み出し」が難しく、お客様のご要望にお応えできないケースがあるのです。

 

しかしながら、このまま手をこまねいているわけにはいきません!

お客様からのご要望があるということは、「世の中で必要とされている製品がある」ということです。

作業工程を工夫しながら、ご要望にお応えできるような超硬ナイフを作ることができるようにしたいと思います!

 

では、忙しい一日、時間を無駄にせず、充実したものにしていきます!

即断! 即決! 即実行!

「やるなら 『今』 しかねえ!」

 

 

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