産業用・機械用の刃物の再研磨なら愛知県の大府精巧有限会社

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セラミックナイフ

2016-03-05

おはようございます。ブログ担当の山口です。

今日は土曜日で大府精巧はお休みを頂いております。よろしくお願いいたします。

では、3月5日、64日目のブログです!

 

木曜日は岐阜大学に「ラボツアー」ということでお邪魔しましたが、その時に、「セラミック」に関する研究をされている研究室にもお伺いすることができました。

しかしながら、その先生とお話をする時間がなく、その場は名刺を交換させて頂いただけになってしまいました。

 

大府精巧にも、時より、「セラミック製刃物」の再研磨依頼があります。

具体的な研磨方法は控えさせていただきますが、それでも、苦労して再研磨していることは事実です。

逆に、セラミックナイフの効率的な研磨方法や製造方法が確立されれば、大きな武器になるのではないかと思っています。

 

超硬合金のナイフは当然のようにありますが、加工現場においては、「金属を使用できない」ところもあります。

その代替としての「セラミックナイフ」は重要なものではないかと考えます。

 

そのためには、

・「刃物」の材料としてのセラミック素材の開発

・「材厚」などの加工方法(削るのか、磨くのかなど)

・刃先の仕上げ方法

など、克服する課題は山ほどあります。

 

セラミックは、基本的には「非磁性」ですので、厚み出しなどにはかなり苦労すると思います。

(素材配合によっては「磁性」を持たせることもできるようですが、鉄ほどの磁性は持たせられないと思います。)

しかし、この課題を克服すれば、先日、このブログでお話した「超硬合金の極薄ナイフ」の製作にも応用できます。

 

新しいものを見るといろいろな発見があり、そして、課題が見つかります。

その課題を一つひとつ克服することで、さらにお客様の役に立つ大府精巧になるのでないかと思っています。

 

セラミックナイフの製造は、今すぐにというわけではないですが、今後も情報収集を続けていきたいと思います。

 

では、今日も充実した一日にして参りたいと思います!

即断! 即決! 即実行!

「やるなら 『今』 しかねえ!」

 

 

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