産業用・機械用の刃物の再研磨なら愛知県の大府精巧有限会社

電話番号

「SKH51」

2016-03-22

いつもブログを見ていただき、ありがとうございます。では、3月22日火曜日、79日目のブログです!

あるお客様から、刃物作成のお問い合わせを頂きました。ある材料を切断する刃物なんですが、材質の指定が「SKH-9」。

「SKH」と聞くと、一歩間違えるとアイドルグループの名前かと思ってしまいますが、金属材料の名前です。

日本語では「高速度鋼」あるいは「高速工具鋼」とも呼ばれるもので、「ハイス」とも呼ばれる材料です。刃物の材料としては、かなりメジャーな材料ですし、あらゆる加工現場にこの「ハイス鋼」の刃物は使われています。このSKH、成分内容によっても細かく分類されていまして、「SKH3」というように、SKHの後ろに数字が入ることで、その成分が規定されています。

1月12日のブログにも少し書かせてもらいましたが、私どもが取り扱う「よく刃物に使う金属材料」としては、

・炭素工具鋼(SK材)

・合金工具鋼(SKD材)・・・・ダイス鋼などと呼ばれる

・高速度工具鋼(SKH材)

などがあり、さらには、食品関連の刃物には、ステンレス鋼(SUS材)なども使用します。

これらのアルファベットの後ろに決まった数字が付くことで、それぞれの種類が細かく決まります。

 

ここで、最初の話に戻りますが、お客様から「SKH-9」という材質指定を受けたときに、「SKH-9ってあったっけ?」という疑問が。

そこで、お客様には「SKH-9という材料の取り扱いをしたことが無いので、調べてからまたお見積りをさせて頂きます」と一旦ご返事させて頂き、しかし、少し違和感があったので、この機会にもう一度調べなおすと、

『「SKH-9」というのは昔の呼び方で、現在の「SKH-51」に相当する』ということが発覚!

(というか、恥ずかしながら、知らなかっただけなのですが・・・)

刃物業界の中では、「SHK-51」というのは、ハイス鋼の中でも一番使用されている種類のものです。この旨をお客様にご説明させて頂き、「材質 SKH-51」にてお見積りをさせて頂きました。

この原因は、昔の「JIS規格の改定」。JIS規格は、時々改定があり、その際に名称が変わることもしばしば・・・今回もお客様に勉強をさせて頂きました。感謝感謝です。

同じハイス鋼でも、加工・切削する材料や使用方法により相性があり、「ハイス鋼で」というお客様のご指定にもかかわらず、思ったよりも切れが悪かったり刃持ちがしなかったりもします。刃物を製作する際には、やはり「使用する現場の声」を聞くことが大切になりますね!

 

材料に関する話は改めてまたもう少し細かく書かせていただきます。

では、明日も

即断! 即決! 即実行!

「やるなら 『今』 しかねえ!」

 

 

 

 

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