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「技能継承は大切だ」といっていますが・・・

2016-03-13

おはようございます。ブログ担当の山口です。今日は大阪のホテルでの更新です!では、3月13日、72日目のブログです!

昨日は「機械用刃物研磨工業協同組合」(以下、刃研組合と略します)の理事会でした。会議の主な議題は5月に開催予定の平成28年度の通常総会の開催について、そして、平成27年度の事業報告についてでした。

その事業の中で、大きなものが「技能検定の開催」でした。以前のブログでもお伝えしましたが、今年度の技能検定で大府精巧からも新た3人の技能士を輩出することができました。

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刃研組合は「技術者集団」でもありますので、「技能検定」は会員企業のスタッフの技能向上・知識向上に大変重要で、そして、技能検定に合格した者は、自分の仕事に対するプライドと責任感を感じながら、より「高み」を目指して日々精進していきます。

しかしながら、われわれが受検する科目の受検者数が少ないということで、次回以降の技能検定の開催の見通しが立っていません・・・

業界としては小さい業界ですので、受検者数が少ないことは間違いないのですが、私たちは「裏方として世の中のものづくりを支えている」という自負もあります。

「経費節減」「無駄をなくす」というのは、お役所としても大切なのはわかりますが、「業界が小さいから」「受検者数が少ない」という理由で、今まで開催が認められていた技能検定の開催が見送られる、あるいは科目そのものを廃止するというのは、何かわれわれの存在意義を否定されたようで、さびしい気がします・・・

しかしながら、下を向いてばかりはいられません!技能継承のためにも、組合員企業のスタッフの技術向上のための仕組みとして、技能検定に変わる組合独自の「プライベートブランド」での技術認定制度なども検討しなければなりません。

組合としてもやることはたくさんあります!刃研組合青年部会はこの4月で卒業しますが、親組合でのお役目をいただく方向で動いていますので、今まで以上にがんばらなければ!

では、今日はこれから名古屋に戻り、明日に向けて充実した一日を過ごしていきたいと思います!がんばります!

即断! 即決! 即実行!

「やるなら 『今』 しかねえ!」

 

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