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バリ取り工具の替刃の再研磨

2016-03-28

いつもブログを見ていただき、ありがとうございます。週の初めの月曜日、今週で3月が終わり4月になります!別れの季節でもあり出会いの季節でもあり・・・今日も、お取引先の担当者の方が退職されるというお話を聞きまして、大変お世話になった方でしたのでとてもさびしく思った今日でした。

では、3月28日月曜日、85日目のブログです!

 

今日、お客様のところにお伺いしたところ、「これって研ぎ直しはできるの?」と、目の前に出されたものがこれでした。

DSC_0826[1]

ポンと出されて、最初は何かわからなかったのですが、手にとって見るとすぐにわかりました。金属などの「バリ取り」をする工具の刃で、大府精巧でも使っているものでした。実際に本体に取り付けるとこのようになります。

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この工具、名称がはっきりせず、いろいろ調べると「スクレーパー」といっていたり、単純に「バリ取り機」といったり、この刃物に当たる交換式の部分も単純に「替刃」といったり、メーカーによっては「回転ブレード」といったりと、「これが正式な名前だ!」というものが見つかりませんでした・・・・

この刃物、基本的には「使い捨て」にされている方がほとんどだと思いますが、大府精巧では、研磨技術を活かして「研ぎ直し」をして使用しています。ただし、「フリーハンドでの研ぎ直し」です。

万能研削盤などの研磨機に治具をセットして研磨するなどのことをすると、その時点で採算が取れません。基本的には使い捨ての刃物ですので、価格も安く、あれこれ治具のセットに手間がかかるのであれば買ったほうが安くなります。

しかしながら、研磨担当者がフリーハンドで研ぎ直しをすれば、研磨機の段取りの時間もかからずに対応できます。このあたりが大府精巧ならではの対応かもしれません。

 

大府精巧の社内ではこの替刃の再研磨品を問題なく使用していますが、

・実際にお客様が納得されるレベルの再研磨ができているかどうか

・バリを取る材料の種類によってもかわってくる可能性(今回のお客様は樹脂のバリ取りに使われているとのこと)がある

ので、

今回は、まずは1本お預かりをしてテスト研磨をさせていただき、実際に使用していただき問題なければ改めて預けていただくという流れにしました。

もし、再研磨の品質に問題なければ、次は価格の話になるのですが、「10本単位」で対応させていただくのであれば、再研磨代金については新品を購入いただくよりはかなりお安くできるのではないかなあと思っています。

このように、刃物・工具の再研磨に関しては、「もしかしたら」対応できるかも知れません。価格の面でご納得いかないケースもあるかもしれませんが、「案外安く」対応できる場合も時々ございます。是非お気軽にご相談下さい!

では、明日も、

即断! 即決! 即実行!

「やるなら 『今』 しかねえ!」

 

 

 

 

 

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